カジノで全財産失った

カジノにしてもなんでもそうですが、無計画に行うと何もかも駄目になるものです。
自分も前にギャンブルして全財産を失ったことがありましたが、今回は他の人が自分の二の舞を踏まないようにするために紹介したいと思います。
かなり自分の過去を紹介するのは恥ずかしいことですが、ギャンブルする際には用心しておかないといけないということは誰かが指摘しないといけません。
まず、当時はそもそもそこまでお金があったというわけでもありませんでした。
かなり裕福な家に育ったものの就職に失敗してしまい身を滅ぼすといいますか、自堕落な生活を送っていました。
当時は手持ち資金も80万円ほどで、全く当時したかった事業を始めることも出来ず、転職する気にもならず、「これではどうにもならない」といった絶望的な状態でした。
そこで起死回生の一手として試したのがギャンブルです。
最初はFXに手を出しましたが、これはてんで駄目でした。
次に不動産投資を借金して初めたものの、これも対して利益が出ませんでした。
そこで最後に手を出したのがカジノです。
カジノには昔から興味がありましたが、友人がアメリカに行って大金持ちになったこともあって、「自分もラスベガスで成り上がってやる」という野望を昔から抱いていました。
しかし、アメリカは遠いこともあって中々決心が出来なかったのです。
最終的に、他にしようがなくなって初めてアメリカ行きを決意することができました。
ラスベガスについて感じたのが、「この街はギャンブルで成り立っている」ということです。
ラスベガスは何でもそうですが、カジノを中心として回っています。
この街の政治家は基本的にカジノのバッカーばかりです。
それが良いかどうかはさておき、ラスベガスのギャンブルホリックな生活を楽しむのは、ラスベガスならではの醍醐味の一つかもしれません。
ホテルにチェックインした後、直ぐにカジノに行ってみましたが、平日だったにも関わらずお店は人で一杯でした。
酒臭い人も多く、雰囲気悪い人も少なくありません。
当時は借金してこしらえたお金が300万円ほどありましたが、これを全部ブラック・ジャックで賭ける考えでした。
ブラック・ジャック自体はかなり詳しく、ネットでも良く練習していたくらいです。
換金後、実際にテーブルに座ってプレイしましたが、意外と冷静にプレイ出来たくらい「もうどうでもいいや」といった心境でした。
最初は勝てたものの、こうしたゲームは一度負けだすと止まりがつかないもので、結局はその日のうちに120万円ほど失ってしまいました。
次の日には残りも全て失って、航空券片手に帰る他は選択肢がなくなってしまったくらいです。
日本には無一文で帰ってきたものの、案外なんとかなるもので、底辺の仕事を見つけてなんとか食いつなぎました。
全財産失った以後はギャンブルしていませんが、もっと計画を建ててギャンブルしていたら勝てていたのでは、と今でも思っています。